2006年08月21日

◆8/18為替の動き◆

8/18為替テクニカルレポート

米国の利上げが遠のいたことを材料に東京時間はじりじりとドルが
値を下げる展開となっていましたが、ロンドンに入りドル円で
115.19レベル、ユーロドルで1.2887レベルのドル安値を付けた後は、
利食いの買い戻し、さらにNYに入りフィラデルフィア景況指数が
強い数字だったことを受け、引けにかけてはほぼ前日と同水準まで
戻す動きとなっています。

ドル円は引き続きドル安地合いを残しているものの、どちらにも
動きにくい状況となってきました。現状は、転換線(115.50)の
レベルをサポートに、16日高値116.38レベルをレジスタンスに
しています。(先行させた)遅行スパンが上昇してきており
(本日、115.83)、日足との関係が逆転するかどうかも今後の
地合いを考える上で参考になるでしょう。

ユーロドルは今週のレジスタンスゾーンで戻された動きとなり
ました。こちらも引き続きユーロ高(ドル安)の地合いにある
ものの、もう一段の上値を追うには材料が足りないといった
ところでしょうか。本日も1.2883〜のレジスタンスゾーンは
効いており、サポートは転換線(1.2804)のレベルとなって
います。

ユーロ円は高値圏での推移が続き、148.63/148.82レベルの強い
レジスタンスゾーンを試す展開となっています。本日も148.90
レベルをレジスタンスに、クリアにレジスタンスゾーンを抜け
られるかどうかが、今後の一段高を考える上で重要なポイント
となっています。サポートも145.25レベルで変わらず。


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