2006年08月11日

◆8/10為替テクニカルレポート◆

8/10為替テクニカルレポート

東京スタート前から買い進められていたドルは、一時ドル円で
115.74、ユーロドルで1.2769まで付けましたが、その後じりじり
と戻す動きとなり、NY市場ではそれぞれ114.78、1.2905 と
大きな調整が入りました。しかしながら、ドル買いの動きも強く
ドル円は115.34レベルまで戻してNYを引けています。
ユーロドルはやや戻して1.2860レベルの引けとなりましたが、
結果ユーロ円は148.45と史上最高値を更新し、高値圏での引けと
なりました。

まず、ドル円ですが114円台後半で値がためをする展開となって
おり、本日も上値を追いやすい地合いが考えられます。
現状は転換線(114.98)をサポートに、基準線(115.67)を
レジスタンスとする状態にあります。

ユーロドルは強い地合いにあるものの平均足は中立の足型と
なっており、強いと言い切るには迷いのあるチャートとなって
います。現状は転換線(1.2785)をサポートに、4日高値
1.2910をレジスタンスとしています。

ドル、ユーロ、円とそれぞれの材料がある中でユーロ円をはじめ
対欧州通貨のクロス円は買いやすい地合いが続いています。
ユーロ円は昨日も史上最高値を更新し、今週の強いレジスタンス
ゾーンを上抜ける動きとなってきました。本日は148.10レベルを
サポートに148.65レベルをレジスタンスとする流れにあります。

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