2006年08月07日

◆8/4為替テクニカルレポート◆

8/4為替テクニカルレポート

ECB理事会では大方の予想通り0.25%の利上げ(→3.00%)と
なりましたが、トリシェ総裁が会見で追加利上げの可能性を
示したことから、ユーロの利食い売りは限定的となり、
ユーロドルは1.28台に乗せてのNYクローズ、ユーロ円も147円
台前半での引けとなりました。また、英国ではBOEが2年ぶりの
利上げ(0.25%の利上げ→4.75%)に踏み切ったことから、
ポンドは対ドル、対円、対欧州通貨で大きく上昇しています。

まずユーロドルですが、利上げ発表後はユーロ買いが入ったも
のの、その後利食いに押されて売りが入るのではと見ていた
向きが買い戻す動きとなりました。しかしながら、本日4日には
米国の雇用統計発表も控えており、前日高値(1.2836)を抜ける
には至りませんでした。水準的には近いものの、引き続き今週の
レジスタンス・ゾーン上限となっている1.2830レベルが本日
もレジスタンスとなりそうです。同水準を抜けてきた場合でも、
1.2850レベルが次のレジスタンスとなりやすい水準です。
サポートは1.2740レベル。

ユーロ円は対ドルよりも上昇が目立つ展開となりました。
ECB利上げ発表後の利食い売りを期待して短期的にユーロ売りを
仕掛けていた向きのストップ買いも入り、1日高値(147.01)を
しっかりと抜ける動きとなっています。現状はこの147円レベル
から転換線の位置する146.86レベルにかけてがサポートとなって
いると考えられます。レジスタンス(ターゲット)としては、
大きくは史上最高値ということになりますが、本日のところは
147.70レベルがレジスタンスとなるでしょう。

ドル円はポンド円、ユーロ円といったクロス円での円売りもあり
ドルが底堅い動きを示す一日となっていました。オーダーとして
は114円台前半からのドル買いと115円台半ばからのドル売りと
いう状況のようですが、欧州通貨やドルの材料が並ぶ中、ドル
円単独としての動きが出にくい一日だったと言えるでしょう。
現状は、雲の上限(本日、114.73)をサポートに、115.40レベル
をレジスタンスとしています。

本日は雇用統計の発表(予想+14.5万人)がありますが、来週の
FOMC、週末を控えて、数字次第では大きく動く可能性があります。
昨日に続き長い一日となりますが、
あと一日がんばって行きましょう。それでは、良い週末を。


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